水の器: 『銃声とダイヤモンド』クリア! 『銃声とダイヤモンド』クリア! - 水の器

2016年4月21日木曜日

『銃声とダイヤモンド』クリア!

「銃声とダイヤモンド」をクリアしました。

野村くーーーーーーーーーーーーん…………(前回参照

ああ…。
疑ってた、やっぱり犯罪にからんでた、まではよかった(?)のですが、まさかあんな結末を迎えてしまうなんて。やるせないです。

そしてグレン。
ダイヤを持ち去った時に「やっぱりかーーーー」となりましたが、グレンが黒幕だったり誰かを人質にとるような悪人だったりするわけでなかったので、ホっとしました。前回、グレンが神崎を…みたいに想像していましたが、それはハズレましたね。

でもグレンとの交渉はやっぱりありましたー!そして

グレン「さすがだな。交渉人ならではの発想だ。」
鬼塚「先生は君だよ、グレン。」

というお約束展開いただきましたー!こういう気持ちの良いお約束展開は好きです。

ストーリーをクリアしましたが、なにぶん紛争や武器商人、CIA絡みなので、スッキリ何もかも解決!というわけではありません。バッドエンドではないにしろ、あんなに交渉部分の難易度が高い(めんどくさい)割には、「やったぜ!」となる結果を得られることが少なかったのが残念です。終盤の展開も少し駆け足だったかな。とはいえ面白い読み物でした。

もし、またこのシステムでゲームが作られるなら、交渉中に選択肢が出たところで時間が止まる難易度がほしいですね。あと、その時の判断が正しかったのかどうかを分かるようにしてほしい…。

「A」━「B」━「C」━ 失敗
 ┗「D」━━失敗┗「E」━…大成功
     ┗「F」┻━「G」━…成功

こういう感じなので、どの選択肢を「選んだ」「スルーした」のが失敗だかわからないと、長い交渉になればなるほどリトライが嫌になってしまいました。交渉はリアルタイム進行なので、選択肢スキップもないですし。もう鬼塚さん何回撃たれたかわかりません。つらい。。

あと、中村さんシステムをもう少し活かせる方向性にしてほしいなと思いました。ただでさえ毎回プロファイリングしてくれるわけじゃないのに、キーワードを選び間違えると「何もわかりませんでした」で終わるのはいかがなものでしょうか。

中村さんのプロファイリングが役に立ってこそ、時折それなしで挑まなければならない交渉の難しさが際立つのになあ。中村さんはすべて正解を選べればきっと頼もしい感じのキャラだったのでしょうけれど、私のプレイでは彼はあまり役に立ちませんでした。好きなのに。

と些少の不満点はあれど、ストーリーとキャラがとても良かったので、時限要素に心を削られない方にはオススメです。


実写化してほしいなあ。
次記事は各キャラの感想です。