「銃声とダイヤモンド」はじめました。
まだエピソード2の途中なのですが、面白いですね～！！シナリオと演出の方はどなたなんだろう？SCEの中の方なのかしら。
少し古いゲームですしボイスもないですが、ADV特有の「紙芝居感」がありません。こんなにカメラの動くADVははじめてです。絵もすごく多くて、こういうのは流行の人気イラストレーターさんにお願いすると予算の都合で絶対ムリなんでしょうね。立ち絵、という概念を超えていますもの。どちらかというと、ものすごーーーくコマ数の少ないアニメです。
登場人物のセリフは『文字ウインドウ』に表示されるのではなく、その人物の近くに出てきます。だから『地の文』はありません。キャラクターがそれぞれ喋っている感じが出ていて、まるでドラマを見ているようです。何人かが同時に喋ったりすると読むのが少し大変な時もありますが、臨場感の出る面白さのほうが断然勝っています。
また、フォントの大きさで声の大きさがうまく演出されているんですね。といっても、ヘンなラノベみたいなものではないですよ。「この人は怒ってなくても素で声が大きい人なんだな（笑）」とか、「ああこの人は独特の喋り方なんだな～」といった要素がスっと想像できて大変たのしいです。
BGMもいいですね。交渉シーンはドキドキします。コメディシーンの「ぽい～ん↑」みたいな音はずるいです。あの音がするたびに笑ってしまいます。
ゲームの核の部分、『交渉』は難易度が高いですね！「まずは相手の話をよく聞くこと」みたいな説明もあるのに、最初あたりの選択肢をスルーしていると、割とすぐに交渉終了・失敗になってしまいまいます…。なにより、選択肢の時限要素がきつい。
冷静に相手の話を聞きながらミスを誘ったり交渉の糸口をつかんだりするものだと思っていたのですが、結構がんがんまくしたてたり怒らせたりするのが正解なことも多く、そんな鬼塚さんをロールプレイするのは難しいです。そのぶん、自力で交渉成功に至った時の達成感は大きいんですけどね。
冒頭で述べた通りまだエピソード2の途中なのですが、中村さんが良い味だしてます。あまり出番はありませんけど。中村さんと鬼塚には微妙に力関係？のようなものがあるのでしょうか。中村さんのほうが後からゼロ課配属になった上に鬼塚より若そうに見えますが、鬼塚は中村さん相手に敬語で、中村さんは鬼塚にため口。うーん、私も自然と「中村さん」と書いてしまっているし、彼のオーラかなにかがそうさせるのかもしれません（笑）
鬼塚がロボットをいじっていた時の「遊ぶな。」は笑いました。あそこで、あの「ぽい～んBGM」が無音になる演出とか、その後バタン！とドアを閉めて出て行く時のカメラワークとかも最高です。（まったく…！って顔をしてます）
ヒロインポジションの神崎さんは王道かわいいですね。あまりに王道すぎますが好きです。いじられ役だったりつっこみだったりが面白い。最後は鬼塚とほんのり良い雰囲気になる予感！？
そして今いちばん気になっているのが野村君です。
もうね、すごく怪しい。野村君、1話で出てきた時から怪しいと思ってたんですよ。なぜって、見た目が踊る大捜査線の織田裕二そっくりというか意識されたデザインだと思ったから。みんな（プレイヤー）は青島くんのイメージを「正義漢」として持っているので、悪いやつだと思いにくい＝裏があるのかなと疑っています。
しかも、自分から志願してゼロ課にきたとかますます怪しいよ…。はなっから疑ってるので、彼の絡むシーンがすべて怪しく思えます。菊池や村瀬をコロしたのは君なの…？妹さんの話とかも出てきて、根っからの悪人というわけではなさそうですが、思い詰めて色々やらかしてそう。
あとは、グレンも怪しいなあ…。最初に、鬼塚が「キリンが悲しそう」って言うじゃないですか。私そのせいでずっと彼を信じきれずにいます（笑）彼もまた根っからの悪人ではなさそうなものの、自分の正義をこじらせてそうで怖いんですよね。
この人のことも序盤から疑っているので、神崎を皆川組から守るためにグレンのアトリエに行かせたり、歩道橋人質交換時の組み分けでグレンと神崎がペア（しかもグレン発案）になったりするたびに、「やばいってやばいって」と焦っています。今のところなにもなく、グレン疑ってごめん…となっていますが。いやいや、油断させておいてからの三度目の正直なんでしょうー！？
鬼塚の交渉術の先生的な人ということで、師弟対決がくる予感です。神崎を人質にして、鬼塚と交渉して最後は折れて、「さすがだな」「あんたに教わったことだ」みたいな切ないエンドを想像してしまって切ない。
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そしてハイ。クルーザーの佐山と交渉する前に、中村さんが言いました。「信頼できる人間をそばから離すな」。そしてハイ。交渉最後に選択肢が出ました。「神崎を行かせるか、野村を行かせるか」。この二択…。野村は信頼できないってことですよね。うわーん。
ドキドキしながら続きをプレイしてきます。
