いけにえと雪のセツナ、プレイ後感想の続きです。今回は戦闘とシステムについて。世界観についてもまだまだ書きたいことがあるのですが、まとまらないので今度にします。
※なお、私はゲーム好きですがプレイそのものはド下手。また、戦闘が好きではありません。難易度選択があれば基本的に1週目はノーマルで頑張り、2週目以降はイージーを選ぶタイプです。戦闘のしくみがあまりにも不明な場合を除き、1週目で攻略サイトは見ないようにしています。
■戦闘所感
私のような者でもほぼ頭を使わず、雑魚戦を1キルで終わらせることが可能です。かわってボス戦ではこちらがワンパンされる難易度。まあこれは最果ての地に入るまで一度もレベル上げをせずに進めたせいかもしれませんが、それでもラスト直前までは行けちゃう感じです。最果ての地に到着した時点で、メンバーの平均レベルは35くらいでした。低っ。
ATBは当然のように「ウェイト」で進めているのですが、たまにウインドウを開いていても攻撃される時があって焦ります。処理落ちのせいかなあ。VITA版なのですが、処理落ちはかなりあります。カクカク。フリーズは一度もありませんでしたが。ただ、終盤のボスなどコマンド入力の素早さがシビアな展開だったり、そもそも今作戦闘のイチオシであるはずの刹那システムに影響するという点では、このレベルの処理落ちはちょっと残念だと言わざるを得ません。
■昇華システム
これはちょっと面倒くさかったですね。昇華システムそのものはアリだなと思ったのですが、肝心の効果が目に見えてわからず…???最初は消費MP減ばっかりつけていたのですが、1とか2とかしか減ってない気がしたので、あとは攻撃力アップと行動後ATB値減ばっかりつけていました。防御後支援とか何だったんだろう、防御コマンドはないし…。行動後防御を一緒につけるの?わっかんないよー。というか「支援」て何!ざっくりだな!
特にサポート昇華は意味不明です。複雑すぎる印象を受けました。ただ、これもやりこんで自分だけの最強法石を作るぜ!という人には面白いのかもしれないですし、私のように理解できない人でもレベル上げとアイテムの準備をしっかりすればゲームクリアそのものは楽勝なので良かったです。
■魔法と法器・法石
キャラが魔法(特技)を使うためには、装備した法器に法石をセットする必要があります。法器の数、多すぎィ!法石をセットできる数、少なすぎィ!など思うことはありつつも、ストレスに感じるほどではなく。私は思考停止で決まった技ばかり使ってしまう傾向にありますが、色々と戦略を練れそうなシステムではありました。
ただ、このあたりのUIは少しイマイチです。法器を探しにくい、法器の着脱で法石が外れてしまう、外した法石を探すのがまた面倒、などなど。加えて、誰と誰がどの魔法でどの連携が発生するのかがわかりにくすぎる!そこは残念&残念ですね。エンドとヨミは加入時からラスボスまでスタメンでしたが、ブロウビートなる有用な技にはクリアするまで気づきませんでした。
■戦利品あつめ
強力な法石をつかうためには、多彩なドロップアイテムを集める必要があります。ほぼすべての敵に「通常」「レア」「ジャストキル」「オーバーキル」「火/水/光/冥/時属性キル」「セツナキル」「デバフキル」「リンクキル」でそれぞれ落とすアイテムが設定されています。モンスター図鑑を埋めようと思ったら、だいぶ面倒くさいですね。
ただ、お目当てのアイテムが欲しいだけなら、そこまで苦労はしないと思います。レアドロップ以外は、種族が同じなら落とすアイテムも同じですし、少し図鑑が埋まっていれば未ドロップ品を推測できました。属性キルのために色々なメンバーを使ってみようかなとなるのも楽しいですね。また、終盤では全属性攻撃を発生させるスキルや武器も出てきます。パーティが強くなってくると「ジャストキル」が取りにくくなりますが、鍛えていない初期武器で殴る、魔法タイプに殴らせる等すれば簡単です。また、終盤に行ける開発室で敵の方を強くしてもらう方法もあります。
また長くなったので、(3)以降に続きます。